現代（ヒョンデ）車の売上高に対するマーケティング費用の比率は前年上半期の６．０％から今年上半期は４．１％に減少した。 また起亜（キア）車の国内および海外販促費比率は前年上半期の８．９％から今年上半期は４．８％に低下した。

現代・起亜車のマーケティング費用は特に海外で大幅に減っている。現代車の海外市場開拓費は０７年１９５７億ウォン、０８年５７１４億ウォン、０９年６８８９億ウォンと毎年増えてきた。 しかし今年の上半期は３４２４億ウォンと、前年同期（５０３０億ウォン）比３１．９％減少した。

起亜車も０８年の５５８９億ウォンから０９年には９３３４億ウォンと６７％も増えたが、今年上半期は２２０１億ウォンと、前年同期（５０８７億ウォン）の半分以下に減少した。

現代・起亜車の関係者は「車の品質が良くなったことを海外顧客が認識し始めたようだ。品質およびブランド認知度の上昇は昨年からワールドカップ（Ｗ杯）出場国で行った積極的なマーケティングと先進国市場で推進した適正価格を受ける政策の結果だ」と説明した。

これとともに、米国市場で現代・起亜車の残存価値が大きく高まる中、顧客誘引のためのインセンティブを減らしたこともマーケティング費用の低下に大きく寄与したと、会社側は分析した。


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