ゴルフファンなら韓日戦の盧承烈を見たいが
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.22 09:11
彼は今、岐路に立たされている。一方はPGAツアーへの近道、またもう一方は国の命令を受けて太極マークをつけて走る道だ。国家を代表して進めば夢に描いたPGAツアーカードをあきらめなければならない。それでもPGAツアー直行チケットを狙うのも気が重い。一言で実利と名誉のうち1つを選択しなければならない岐路に立っているのだ。彼は今年19歳のプロゴルファー、盧承烈(ノ・スンヨル)だ。
盧承烈とは誰か。彼は韓国男子ゴルフの未来だ。彼には“次世代エース”という修飾語が付く。16日に終わったPGAチャンピオンシップでも彼は素晴らしい活躍をした。タイガーウッズとともに28位タイ。アジアの“ニューキッズ”の登場を米国でも歓迎する雰囲気だ。ハンサムな美少年が300ヤードを超す長打をポンポン打ってPGAツアーのハイクラスの選手たちと肩を並べるのだから歓迎しない理由があるか。その上、ウッズがセックススキャンダル以後、人気も下り坂でPGAツアーの人気も下火だからだ。