英FT紙「三星・LGなど家族経営、グローバル競争力ある」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.06 10:09
通貨危機とその10年後の金融危機、韓国経済を見る外部の目がはっきりと変わった。国内の大企業に対する評価もその一つだ。
通貨危機当時、韓国大企業のオーナー経営と無分別な事業多角化は危機を招いた主犯という烙印を押された。しかし三星(サムスン)・LG・現代(ヒョンデ)車などが金融危機の中でも善戦を繰り返すと、むしろその強みを見いだそうとする動きが目立っている。
英フィナンシャルタイムズ(FT)も5日、‘家族経営’に対する新たな見解を紹介した。ロンドン政経大学(LSE)のジェフリー・オーウェン研究員は「新興市場の企業がグローバル企業に成長する場合、創業者一家の役割は縮小されるべきだというのが通念だった」とし「しかし三星・LGやインドのタタ・グループなどの成功は、家族経営でもグローバル競争力を確保できることを示唆している」と指摘した。