「キム・ジョンウン青年将軍の信頼に応えられなかった」…W杯代表を思想批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.28 09:31
先月21日、南アフリカワールドカップ(W杯)のポルトガル戦で7-0の惨敗を喫した北朝鮮サッカー代表チームが帰国後、思想批判を受けたと、米国自由アジア放送(RFA)が27日報じた。
この放送は「2日、平壌(ピョンヤン)人民文化宮殿にW杯出場のサッカー選手を呼んで思想闘争会議が開かれた」と、‘北朝鮮情報に精通した中国人事業家’の話を引用して伝えた。在日同胞の鄭大世(チョン・テセ)と安英学(アン・ヨンハク)は対象から除かれたと、放送は明らかにした。
自由アジア放送は「労働党組織指導部副部長、朴明哲(パク・ミョンチョル)体育相らが出席した中、W杯出場選手に対する非公開大論争会があった」とし「体育省傘下の種目別選手、平壌体育大学・金日成(キム・イルソン)総合大学などの体育学部学生400人余りが出席した」と紹介した。続いて「代表チームのキム・ジョンフン監督と選手を舞台にあげて、体育省傘下の種目別選手代表と大学代表の批判が行われた」と伝えた。放送は「会議の最後には代表チーム選手を一人ずつ出してキム・ジョンフン監督を批判させた」と付け加えた。