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【噴水台】‘名品フレンドリー’

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.22 15:14
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1945年9月2日、日本の横浜港。 米国の戦艦ミズーリ号からマッカーサーが日本の降伏文書に署名する。 太平洋戦争が幕を下ろす場面だ。 ところが人々の関心は他のところ注がれた。 「あの万年筆は何?」。 これに対し「パーカー」はプッチーニが「ラ-ボエーム」を五線紙に書く時も、コナン・ドイルが『シャーロック・ホームズ』を執筆する時も、マッカーサーが歴史的な署名をする時も自社の万年筆を握っていた、と宣伝する。

 
映画「七年目の浮気」は作品性よりも一枚の写真でもっと有名だ。 地下鉄の通風口の上で風で舞い上がるスカートの裾を握ったマリリン・モンローの姿態はきわどいセクシーさの原形だ。 しかし女性の関心は違った。 「あの靴のブランドは何?」。オードリー・ヘップバーンの不細工な足を美しく覆ったというフェラガモはモンローを経て靴の代名詞となる。

「バーバリー」はトレンチコートのブランドだ。 しかし英国の王エドワード7世が口癖のように「私のバーバリーを持ってきなさい」と言いながら普通名詞化される。 経営難に苦しんでいたバーバリーを救ったのは日本のおばさんたちという。 生産量の半分以上を日本で消費したということだ。 これには私たちも一部寄与した。 ホームレスも巻いているというバーバリーのマフラーを少なくとも100万枚ほど購入したのではないだろうか。

ウォールストリートジャーナルが最近、「韓国が世界で最も名品に好意的(luxury friendly)」と報道した。 韓国の名品消費はこの1年間に46%も増え、高価な名品を購入して罪の意識を感じたことがあるという韓国人は5%にしかならなかった。

もちろん名品は物品を越えて芸術品だ。 実質的な使用価値を上回る価値を帯びる。 しかし過度にこだわると社会的問題を起こす。 老子が道徳経で「得難き貨を貴ばざれば民をして盗を為さざらしむ」(不貴難得之貨,使民不為盗)と述べたほどだ。

それでも名品の熱気は冷める気配がない。 最低生計費しか稼いでいなくても誰でもバッグは数百万ウォン台の「ルイ・ヴィトン」だ。 こうした「他人の真似」は心理学的に「同調行動」というが、他人の反応に自身を一致させることだ。 それは「仲間はずれ」に対する恐れのためという。 一方では、名品で内面の不足を覆おうとするものであるだろう。 むしろお金がかからない努力で体を名品にすれば安物のシャツが、また読書で精神を名品に育てれば古い靴が、むしろかっこよくはないだろうか。 名品に惑わされる群像に賎民資本主義の断面を見ているようで憂うつだ。

朴鍾権(パク・ジョングォン)論説委員


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