【社説】韓米同盟第2の飛躍に向けた「2+2」会議
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.22 11:53
韓国と米国が昨日、ソウルで開かれた外務・国防長官(2+2)会議で堅固な同盟関係を誇示した。2+2会議は韓米同盟60年の歴史上初めてだ。両国の外務・国防長官4人が最前方部隊を訪問したのも前例がない。共同声明には、対北朝鮮戦略やグローバル問題に対する両国の一致した見解が込められた。象徴性でも内容面でも、両国関係を一次元アップグレードした会議と評価される。
共同声明は北朝鮮に警告のメッセージをはっきりと伝えた。天安(チョンアン)艦挑発の責任を追及し、「韓国に対する追加攻撃や敵対的行為のような無責任な挑発が続く場合、深刻な結果が従う」と強く警告した。最新鋭の空母と戦闘機が投入された軍事訓練を併行することで、警告の重みを武力で誇示した。武力誇示には挑発に対する報復のメッセージまで込められていると解釈すべきだろう。声明はまた、北朝鮮の核放棄を要求し、「非核化に対する真の意志を具体的な行動で示すべきだ」と要求した。北朝鮮はこうした韓米の厳重な警告を聞き流してはならない。