【その時の今日】日帝警察、日本神道勢力を強めるため巫俗を弾圧
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.06 14:28
人類が流浪生活をやめ、地球上の特定表面に定着できるようになったのは、新石器時代の農業革命のおかげだ。フランスの歴史学者フェルナン・ブローデルはある人間集団が初めて定着地を選択した行為を「最初の選択」と呼び、この最初の選択が数千年間変わらない「文化の深層」を規定すると見なした。
定着農業に主に依存する地域に住む人々は、ほとんどが代々‘一つの家’に暮らしながら‘複数の神’を崇める文化を形成した半面、遊牧地帯や半農半牧地帯に暮らす人々は‘複数の家’または‘移動する家’を作る代わりに‘一つの神’を崇める傾向が強かった。遊牧生活を完全に清算できない環境で神をもてなせば、時に不敬を犯しうるためだろう。このため多神教地域には似たような聖地があちこちに散在する半面、唯一神を崇める地域には‘1カ所の最高聖地’が他のすべての聖地の上に存在する。