中国の研究・開発（Ｒ＆Ｄ）投資上位１００大企業は、韓国の１００大企業に比べて２．３倍の金額をＲ＆Ｄに投じていることが分かった。

韓国産業技術振興協会（産技協）が、中国企業連合会などの「２００９中国５００大企業現況報告」を分析した結果、中国Ｒ＆Ｄ投資上位１００社の投資規模は計３３７億６０００万ドルで、韓国の上位１００社（１４７億２０００万ドル）の２．３倍にのぼった。

０８年の５００大企業のうちＲ＆Ｄ投資実績を提出した４２６社から上位１００社を選んで比較した。 香港とマカオにある企業は除いた。

最もＲ＆Ｄ投資が多い企業は２３億ドルの中国石油天然ガス集団公司で、国内１位の三星（サムスン）電子（５４億ドル）を大きく下回った。 しかし２位以下では中国大企業のＲ＆Ｄ投資が韓国企業を上回った。

中国産業界のＲ＆Ｄ投資規模は計４８７億ドルで、中国政府を含む国家全体のＲ＆Ｄ投資の７３．３％を占めた。