「裸透視機、人権侵害も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.01 12:08
国家人権委員会は30日、国内空港に導入する予定である「全身検査装備」(裸透視機)が人権侵害の可能性が高いとして設置禁止を国土海洋部長官に勧告した。人権委は「検査装備設置によって発生する共益より基本的人権侵害の程度と可能性のほうがずっと大きい」と勧告理由を明らかにした。
人権委は決定文で「全身検査装備透過程度によって女性の乳房や男性の性器がそのまま見えてしまい、私生活の自由を侵害される」と述べた。これとともに検索過程で露出する電磁波や放射能が人体に有害なことから個人情報が流出される可能性があると指摘した。