日本「はやぶさ」の帰還導いたイオンエンジン輸出模索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.16 09:14
日本が7年ぶりに地球に帰還させることに成功した小惑星探査宇宙船はやぶさのイオンエンジンを米国などに輸出する案を推進していると朝日新聞が15日、報道した。装備故障などで宇宙に放り出されたはやぶさだったが、イオンエンジンのおかげで無事に帰還することができたのだ。
イオンエンジンは無色・無臭の機体であるキセノンを電気の力でイオン化し、高速で噴射させることで推進力を得る。日本航空宇宙開発機構(JAXA)の依頼を受けてこれを開発したNECの関係者は「イオンエンジンは太陽光をエネルギー源として使うので、宇宙船の長距離旅行に相応しい」と話す。