「日本を称賛した歌詞を書いたこと謝りたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.10 16:50
1948年パク・ジェホンが歌った「泣いて越える朴達チェ」の最初の一節だ。歌が世に出てから半世紀以上経ったが、昨年、国民愛唱曲の調査で6位に上がるほど人気は冷めやらない。
故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の愛唱歌として有名だったこの曲の歌詞は、元老作詞家半夜月(パン・ヤウォル)先生(93)が書いた。半先生は「断腸のミアリ峠」「昭陽江の娘」「山荘の女」など解放前後の混乱する時代に心の琴線に触れる5000曲の作品を発表し「歌謡界の巨星」という名声を得た。
しかしそんな彼にも一生の悔いとなって残る痛みがある。日本強占期にミリタリズムをほめたたえる歌詞を書いたという理由で2008年4月、民族問題研究所が発刊した親日人名辞典に登載されたのだ。昨年11月には新日本民族行為真相究明委員会の報告書にも名前が上がった。