韓日中FTA共同研究、2012年までに完了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.31 09:28
韓日中首脳会議ではさまざまな成果物が出てきた。3カ国の首脳は経済協力の重要性を繰り返し確認し、これに向けたビジョンも提示した。3カ国間の自由貿易協定(FTA)議論も一歩前進したという評価を受けている。
◇韓日中の首脳はその間議論してきた3カ国間投資協定(BIT)締結を早期に終えることで合意した。3カ国間BITには、投資条件の改善、投資拡大および投資企業保護強化条項などが含まれる見込みだ。3カ国はすでに韓中、韓日、日中間のBITを締結した状態。しかし投資自由化保障と投資家保護のレベルがそれぞれ異なり、共通規範を模索してきた。
韓日中首脳は今回の会議で、3カ国間FTAに関する産官学共同研究を2012年までに完了することにした。韓国と中国はその間行ってきた産官学共同研究を終え、敏感な部分については追加で意見を交換することにした。韓国と日本も2国間FTA実務協議代表を局長級に格上げするという意見をまとめた。しかし3カ国間FTAはもちろん、2国間FTAも依然として隔たりが大きい状態であり、短期間でFTA締結につながるのは難しいという分析だ。