欧州発財政危機に北朝鮮の脅威 株価が暴落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.26 08:41
韓国をはじめとするアジア金融市場が欧州発の財政危機と北朝鮮の脅威という二重の罠にかかった。
25日のKOSPI指数(総合株価指数)は前日比44.1p(2.75%)安の1560.83pで取引を終えた。今年2月8日の年内最安値(1552.79p)に近い。当時も中国の緊縮とギリシャ発財政危機という二つの罠が株価を落とした。
25日のKOSPI指数はスペインの貯蓄銀行国有化のニュースで下落して始まり、南欧財政危機が金融危機に広がるという不安感から売り注文があふれた。午前10時30分ごろ、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が戦闘態勢突入を指示したと伝えられ、株価はさらに下落した。