【時事評論】中国のリーダーシップが惜しい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.25 17:37
G2という言葉が出ると中国は首を振る。資格に達していないというのだ。外部では羨望の目でG2うんぬん言うが、いざ中国はG2用語の使用をどうしても遠ざける。背景には中国特有の法が敷かれている。中国のGDPが世界2位だが、これを13億で分けた1人当たりのGDPは100位圏内外だからだそうだ。
謙遜な中国の話法に明るい中国の未来を見る。小さな成就でいい気にならず、気持ちを引き締めるというのだ。温家宝首相も「百里行こうとする者には九十里がその半分だ」(行百里者半九十)と言わなかったか。しかし中国が良かれ悪かれ世界は中国をG2の1つだと思う。2008年北京五輪開幕式に100余の国家首脳がなぜ並んだのか。また24~25日、北京で開かれる米中戦略および経済対話を世界は自然に受け入れる。なぜ?中国をG2と見るためだ。