李大統領「北が武力侵犯すれば直ちに自衛権発動」
ⓒ 中央日報日本語版2010.05.24 10:25
李明博（イ・ミョンバク）大統領は２４日、海軍哨戒艦「天安（チョンアン）」事態に関する対国民談話で、「今後（北朝鮮が）韓国の領海・領空・領土を武力侵犯した場合、直ちに自衛権を発動する」とし「大韓民国は今後、北朝鮮のいかなる挑発も容認せず、積極的な抑制原則を堅持する」と述べた。
李大統領はこの日午前、竜山（ヨンサン）戦争記念館護国追慕室で談話を発表し、「北朝鮮は大韓民国と国際社会の前で謝罪し、今回の事件関係者を直ちに処罰しなければならない。これは北朝鮮が優先的に取るべき基本的な責務」と述べた。
李大統領は「北朝鮮は自らの行為に相応の代価を支払うことになるだろう。私は北朝鮮の責任を問うために断固たる措置を取っていく」とし「今この瞬間から、北朝鮮船舶は南北海運合意書によって許された韓国海域のいかなる海上交通路も利用できない」と宣言した。
続いて「南北間交易と交流も中断される」とし「天安沈没は大韓民国を攻撃した北朝鮮の軍事挑発だ。天安艦を沈没させ、高貴な私たちの若者の命を奪ったこの状況で、これ以上の交流・協力は意味がない」と述べた。
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