小沢幹事長、資金疑惑を「国会で解明」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.14 12:02
小沢一郎民主党幹事長が国会で自分の政治資金管理をめぐる疑惑を明らかにすることにした。12日、東京地検が要請した再調査にも応じるものとみられる。
この日の夜、小沢幹事長は民主党内側近たちに国会政治倫理審議会で事実関係を説明するという意思を表明した。ある党役員は「2週間前、小沢幹事長を起訴しなければならないという市民検察審査会の決議は、これまで国会で十分な説明がなかったからだという危機感がある」と明らかにした。市民検察審査会の決議で検察の再捜査が避けられなくなったことで世論の辞任の圧力がますます高くなると、自ら国会に出て政治資金疑惑を解明することにしたというものだ。
最近、各種世論調査を見ると小沢氏が辞任すべきだという回答者が70%を上回る。1月、検察調査を受けた後、小沢氏が1度記者会見を開いて自分の無傷を主張したことでは十分な解明にならなかったというわけだ。小沢氏の決断は鳩山由紀夫内閣の支持率が急落している中、2カ月後の参院選挙に及ぶ影響を考慮したものとみられる。