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【時論】中国の懐に入る北朝鮮経済

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.12 16:29
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 「もう中国共産党には社会主義・共産主義の痕跡が完全に消えてしまい、存在するのは修正主義だけだ。 中国が最大の目標とする4つの現代化計画も資本主義の道、修正主義路線以外の何ものでもない」。

1983年6月初め、秘密裏に中国を訪問して帰国した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長(当時は労働党秘書)が党全員会議で述べた言葉だ (オ・ジンヨン著『金日成時代の中ソと南北韓』)。当時、鄧小平をはじめとする中国指導部が野心を抱いて推進した改革・開放を金正日は一言でこう蔑んだ。 中国を訪れた金正日に鄧小平は自ら改革・開放の重要性を説明したが、馬耳東風だったようだ。 金正日のこうした発言を伝え聞いた鄧小平は側近に「何も知らない者のため中国の運命が脅やかされる事態が生じてはならないのだが…」と嘆いたという。

 
金委員長は98年に公式執権した後、4度の中国訪問で改革・開放現場を隅々まで見回った。 06年1月の訪中では9日間の日程のうち5日間を割いた。 広東省広州など開放1番地の中国南部の経済特区まで訪問した。 しかし「天地が開闢した」「中国の発展の姿に衝撃を受け、夜も眠れなかった」などの感嘆詞は投じたが、結局、実質的な改革・開放措置は取らなかった。 02年の7・1経済管理改善措置で改革・開放のもの真似をしただけだ。 その理由は「中国式改革・開放は縦深が短い北朝鮮の現実に合わないうえ、体制維持にも障害」という認識がかなり以前から金正日の脳裏に深々と刻み込まれていたためと分析される。

このように自尊心が非常に強い金正日委員長の態度が今回の中国訪問では明確に変わった。 金委員長は中国の胡錦濤・国家主席に「私たちに投資してほしい」と手を差し出した。 実務会談で出てくるような言葉を首脳会談で述べたのだ。 それだけ状況が差し迫り、深刻だという傍証だ。 また胡主席が提議した「両国間の経済貿易の深化」をすんなりと受け入れた。 経済力の差が非常に大きい両国関係で「深化」という言葉は事実上の「支援」だ。 「北朝鮮経済の将来を中国の指導に任せる」という意味だ。 北朝鮮がアレルギー反応を見せてきた「改革・開放」という言葉を温家宝首相が使ったのも、こうした脈絡で見れば理解しやすい。

北朝鮮のメディアは、首脳会談の内容のうち温首相の発言や5項の協力事案を抜いて報道した。 これをめぐり「北朝鮮が中国の高圧的な態度に反発した」という分析が出てきている。 しかしそう考える必要はない。 首脳会談の議題や合意内容は、両国の実務ラインで十分に議論した後、首脳の決心を得て事前に決まることだ。 今回もそのような手続きを踏んだのは間違いない。 中国外務省報道官も金委員長の訪中はかなり以前に決まっていたと明らかにしている。 そうだとすると、今回の朝中合意内容は、北朝鮮体制の未来に対する金委員長の決心が反映されたものと考えられる。 金委員長は昨年8月から南側に対して柔軟な姿勢を見せた。 南北首脳会談を提議しながら経済支援を要求した。 米国に対しては平和協定議論を通して安保を確保しようとした。 しかし韓米の原則論にぶつかってうやむやになると、「もう中国に依存するしかない」と金委員長が判断したと考えられる。 ただ、こういう内容は住民には怪訝心を与えうるため、北朝鮮メディアがこれをひとまず削除したのだろう。

金委員長の帰国から数日も経たないうちに「北朝鮮が咸境北道(ハムギョンブクド)の有名炭鉱の運営権を中国企業に渡した」という報道が対北朝鮮インターネットメディアで出始めた。 「両国間の経済協力を深化する」という首脳会談の合意が具体的に実現しているのだ。 「北朝鮮内の総合市場にある商品の8-9割が中国産」といわれるほど、北朝鮮経済の対中依存度はすでに相当な水準だ。 さらに金委員長の今回の訪中を契機に、南北関係は遮断したまま朝中間の経済協力が加速すれば、「北朝鮮経済の中国隷属」は明らかな結果だ。 南北統一を勘案すると、韓国が放置ばかりしていられない国家的な課題に間違いない。 政府が未来を洞察する慧眼を持って対北朝鮮・対中国政策を用意しなければならない。 金委員長の健康状態を考えれば、時間はあまり残されていない。

安煕昌(アン・ヒチャン)首席論説委員


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