軍「西海5度北朝鮮奇襲」対応策作る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.22 15:12
北朝鮮軍が万が一ペンリョン島・延坪(ヨンピョン)島を奇襲する可能性に備え、軍当局が西海(ソヘ、黄海)5度に対する戦力を大幅に補強する案の準備を始めた。軍の高位関係者は21日「天安艦沈没以後、西海5度を北朝鮮の脅威から防御するため、19日、チャン・スマン国防部次官主宰で対策会議を行った」と述べた。
この関係者は「合同参謀本部関係者らが参加したこの会議は、ペンリョン島および延坪(ヨンピョン)島に装甲車を追加で配置して対砲兵レーダー(AN/TPQ-36および37)とK-9自走砲を固定配置する案を論議した」と伝えた。ほかの関係者は「南北間の危機が高まる時、北朝鮮軍がペンリョン島と延坪島を占領するなど、追加挑発を試みる恐れが軍内から申し立てられて来た」とし「その場合、延坪島は2~3時間なら占領されるという分析が出た」と説明した。北朝鮮が延坪島とペンリョン島越しに海岸砲と長射程砲を射撃して地対艦ミサイルを稼動すれば韓国海軍の接近が困るというのだ。