金正日の発言「黄長?はXXにも劣る…」は事実上の暗殺予告(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.21 15:32
黄長燁(ファン・ジャンヨプ)元北朝鮮労働党秘書は97年2月、北京で韓国亡命を申請して以来、ずっとテロの脅威に苦しんできた。 金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は当時、黄氏に対し「裏切り者、行くのなら行け」と述べ、黄氏に危害が加わることを予告した。
今月4日には、黄氏亡命当時に金委員長が「首領に背反した犬にも劣る獣」と非難した文書が日本メディアに公開された。 北朝鮮メディアは5日、「醜悪な民族反逆者の黄家が米国、日本をうろつきながら狂った声を発している」と非難し、「無事ではいられないだろう」と脅迫した。
06年末には黄氏に「残りは死だけ」という脅迫文とともに、赤で塗られた黄氏の写真、手斧が入った小包が届いた。 しかしほとんどの脅迫は韓国内の定着スパイまたは親北朝鮮勢力によるものと推定されてきた。 今回の事件は、北朝鮮が現役将校からなる工作組織を直接投入して殺害を謀ったという点で衝撃的だ。