政治的窮地に追いこまれ、原発受注に突破口求めるサルコジ大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.10 08:54
ニコラ・サルコジフランス大統領が自国の原発輸出を促進するために腕を捲り上げた。
彼は 8日、パリで行われた原発活性化のための国際会議で、原発の安全性評価を含めた6つの案を提案した。サルコジ大統領は基調演説で▽世銀(IBRD)とヨーロッパ復興銀行(EBRD)など国際金融機関の原発建設資金融資▽原発専門人材養成--などを主張した。また▽原発安全性の評価順位発表▽核燃料供給の安全性確保も力説した。「今、世界は原子力発電のルネサンスにある」とし「地球温暖化などの問題を解決するためにも原発はもっと活性化されなければならない」と述べた。サルコジ大統領はフランスの原発輸出問題に対しては直接言及しなかった。しかしフランスがヨルダン、中国など海外で原発技術教育に協力しているという点を著しく示した。