「困り者」北軽水炉機資材の「解決策」は(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.03 13:50
フィリピン、韓国原発購入打診みにくいあひるの子が白鳥に変身する可能性ができた。北朝鮮に提供するために製作し、中断していた軽水炉用機資材の話だ。すでに旧型になって活用度が下がり1年の保管料だけで100億ウォンずつかかる困り者をフィリピンで買うというのだ。これに加え、アラブ首長国連邦(UAE)に続き、2度目の原発輸出の実現に重要な媒体になる可能性もある。
◆古鉄の軽水炉機資材=北朝鮮に軽水炉型原子炉を提供することに決めたのは1994年だった。当時、北朝鮮が核拡散禁止条約(NPT)から脱退するなど核開発疑惑が高まると韓国と米国を含む関連国がこれを阻止するために多角的な案を講じたのだ。北朝鮮との交渉の末、核開発を断念する対価として1000MW級軽水炉2基を提供することにした。