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【噴水台】審判

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.28 11:30
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 どちらの側にも立たない‘第3者’、それが審判だ。審判を意味する英単語アンパイア(umpire)の語源もそうだ。アンパイアは古代フランス語「ヌンペル(noumpere)」が変化してできた言葉だ。「(誰とも)パートナーを組まない」という意味だ。

 
ギリシャの神の帝王ゼウスが、「私たち3人のうち誰が一番美しいか」判定してほしいというヘラとアテネ、アフロディテの女神の要請を断ったのも、自分は第3者ではないとの判断からだったのだろうか。ヘラは彼の姉であり妻、アテネは彼の娘だった。アフロディテはゼウスの祖父であるウラノスの性器が海に起こした泡の中で生まれたため叔母ということだ。結局、「美の審判」は第3者のトロイの王子パリスが引き受けることになった。パリスは世界一の美女を与えるというアフロディテの手をあげた。審判の権威には神たちも屈服した。ヘラとアテネの怒りで結局、トロイが滅亡したが。

審判の権限は現在でもスポーツ分野で絶対的だ。審判出身で日本野球界で殿堂入りした二出川延明は「私がルールブック(競技規定集)だ」とまで語った。さらに誤審と確認された後にも結果を訂正する場合は極めて少ない。1924年の仏シャモニーオリンピック(五輪)スキージャンプ部門の採点ミスが50年後に明らかになり、当時4位だった米国のハーゲン選手が83歳で銅メダルを受けたことがある。しかし04年アテネ五輪の男子体操で、ヤン・テヨン選手は採点ミスがビデオ判読で確認された後も、奪われた金メダルを返してもらえなかった。2008年北京五輪女子ハンドボールの韓国-ノルウェーの準決勝戦で、ノルウェーの逆転ゴールは終了後で決まったことがビデオ判読で確認された時も同じだった。

25日にも悪夢が再現された。2002年ソルトレーク五輪当時、金東聖(キム・ドンソン)選手の金メダルを奪ってオーノに与えた‘あの時のあの審判’が韓国女子リレー3000メートルの金メダルまでも白紙にした。ヒューイッシュ審判が誤審論争の中で韓国を失格にさせたのはこれで5度目だ。この程度なら‘第三者’と言いがたいのではないだろうか。

ある野球の審判は「私はストライクをボールに変えられるが、ホームランはどうにもできない」と述べた。正しい言葉だ。26日のキム・ヨナ選手がそうだった。キム・ヨナ選手は自分に釈然としない判定を何度も出してきた技術審判が見る前で場外ホームランを放った。宇宙の彼方まで。しかしホームランを打ってこそ勝てるというのなら、それのどこがスポーツなのか。

ク・ヒリョン社会部門記者

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