米遠征「コリアンインターガール」…麻薬・賭博にはまり廃人に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.23 13:38
2006年、米国に密入国して5年、性売買店で働く韓国女性Aさん(36)。Aさんは米国人たちを相手する「マッサージパーラー」(マッサージ店)で働きながら月最小1万ドル以上を稼いだ。5年の間、このお金を蓄えると米国で起業するという「アメリカンドリーム」を実現することもできた。しかしさびしさには耐えられかった。麻薬を投薬したり休みにはカジノで1日に1万ドルを稼いだりした。
刑事政策研究院チャン・ジュノ博士は昨年5月から4カ月間、米国国内韓国人性売買女性18人と売買業店関連者4人を深層インタビューした。韓国人女性の米国遠征性売買に関する初の事例分析報告書だ。性売買女性たちはたいてい不法就業斡旋組職を通じて米国に密入国している。これらは航空料とブローカーに与える手数料まで密入国に平均1万ドル程度を使った。これらは「数年苦労して人生を変える」という夢を持って米国国境を越えた。