【ワールドフォーカス】日本140年ぶりの人事革命(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.22 17:43
「年功序列」と「上司の命令に服従」とは日本の高位官僚組職の長年の伝統だ。上司の影も踏んではいけないという雰囲気が続いてきた。部下は上司が言うことだけすればよい。それでこそ自動昇進と落下傘人士を通じた老後の生活が保障されるからだ。こうした日本の長年の官僚主義の伝統が根こそぎ揺らいでいる。
鳩山由紀夫政府は19日に開かれた閣議で、事務次官が局長に、局長が部長(副局長級)に降等されるか反対に抜擢されるかもしれない国家公務員法改正案を決議した。鳩山首相は 「公務員たちがもう少し仕事を熱心にできるようにする方向に新しい公務員制度を作ろうと思う」と言った。
民主党のツートップである鳩山首相と小沢一郎幹事長は日本の官僚組職に対して根深い不信を持っている。これらが特権層に君臨して社会の変化を塞ぎながら日本社会がますます停滞していると思うのだ。鳩山首相が就任第一声で「無血の平成維新をする」と宣言したときもこうした視覚が作用した。彼の一声で日本官僚制は明治維新以後、140余年ぶりに激動の渦に包まれている。