ソニーが日本有機ELテレビ市場から撤退する理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.17 11:44
2年前に世界で初めて有機ELテレビを出したソニーが、日本の同テレビ市場から撤退することを決めたと、朝日新聞が16日報じた。三星(サムスン)電子など韓国企業が液晶(LCD)テレビで世界テレビ市場の主導権を握ったのが決定的なきっかけになった。ソニーはすでに日本国内の生産とインターネット販売を打ち切った状態で、在庫は輸出用に転換して処分する計画だ。
ソニーは日本市場で有機ELテレビの生産・販売を終える理由について「有害サイト規制法のため有害サイト閲覧制限機能がないデジタル家電製品を出荷できなくなったため」と説明した。しかし業界専門家はソニーの市場撤退の背景について「採算性が大きく落ちるため」と分析している。