韓日中「文化コンテンツ戦争」…米国市場を狙う日本放送(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.01 17:06
フォーマット輸出はフジテレビ総輸出額の3割にのぼるという。 最近は過去の番組をフォーマット化する作業にも積極的に取り組んでいる。 世界的フォーマット会社と提携したり、共同制作で海外進出の幅を広めている。 大野次長は「景気沈滞で制作費の削減を進めている放送局にとって、すでに他国で検証されたフォーマットを購入するのは魅力的だ。 放送局は安くて面白い番組を望んでいる。 フォーマットの開発時も、制作コスト・普遍性・独創性を重視する」と明らかにした。 特に言語が必要のないスポーツやアクションゲームが成功の確率が高いと紹介した。
◇韓国の輸出は初歩段階=国際番組見本市MIPCOMが昨年発表した資料によると、06-08年の世界フォーマット市場規模は93億ユーロ(1兆2000億円)にのぼる。 02-04年に比べて45%増えている。
しかし韓国のフォーマット輸出はまだ少ない。 輸入のほうが多い。 KBS(韓国放送公社)「1対100」、tvn「イエスorノー」、オンスタイルの「プロジェクトランウェイ」がそれぞれエンデモルとフレマントルのフォーマットだ。 SBS(ソウル放送)の「味対味」「スーパーバイキング」、MBC(文化放送)の「日曜日、日曜日の夜に」の‘ブレーンサバイバル’コーナーのように日本フォーマットの購入も多い。