【時視各角】「韓国、このままではG20の資格ない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.01 15:15
2000年代に入って人類はニューミレニアム(New Millennium)の希望を膨らませていた。 しかし歴史の神は米同時テロという地獄を見せた。 21世紀の2度目の10年(decade)を始める時も人類は希望を抱いた。 経済危機の悪霊は消え始めた。 アップルのiPadが希望の先頭に立った。 しかし歴史の神は今度も例外なく地獄を見せた。 ハイチ地震だ。 西暦79年、ローマの都市ポンペイがあっという間に火山の灰に埋もれた。 2000年が過ぎたが、‘瞬間滅亡’は依然として人類のそばにある。
ハイチ地震は新たな種類の地獄だ。 その間、数万または数十万人の命を奪う自然災害は多かった。 近い歴史を見ても中国の四川大地震、ミャンマーのサイクロン、東南アジアの津波があった。 しかしハイチのように首都が潰れ、政府が崩れたことはなかった。 「陸が怖い」と言って人々が海に飛び込む例はなかった。 人間の生存意志までも脅かしたことはなかった。 ハイチは黒人奴隷の国だ。 たとえ貧しくとも、歴史の底から復活した人間勝利だ。 ところが、そのような歴史の凄絶な被害者を神がまた打ち叩いた。 人間の文明に対する神の呪いはなぜこのように過酷なのか。