オバマ大統領「韓米FTA先送りすれば米企業に損失」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.02.01 09:54
オバマ米大統領が先月29日(現地時間)、韓米自由貿易協定(FTA)批准の必要性をまた強調した。一般教書演説に続くもので、今回は強度をさらに高めた。オバマ大統領は「FTA批准をずっと先送りする場合、米国企業が代価を支払うことになるおそれがある」と指摘した。
ボルティモアで開かれた共和党下院議員政策研修会議に出席し、FTA関連の質問を受けてこのように答えた。続いて「欧州連合(EU)が韓国とのFTAを締結を推進中で、米国より先に韓国市場を先行獲得する可能性がある。米国はチャンスをつかまなければならない。今年は貿易問題について多くの話をする考えだ」と強調した。
これは、これまでの韓米FTA関連発言の中で最も程度が高いものだ。2日前の一般教書演説でもオバマ大統領は「韓国・コロンビア・パナマと貿易関係を強化すべきだ」と指摘した。この3カ国は、米政権がFTAを締結したものの、議会の批准が先送りされている国だ。このような発言から、韓米FTA批准問題はオバマ大統領の関心事であることがはっきりと分かる。