仁川空港税関の“検査力”は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.24 13:21
10日、ベトナムから仁川(インチョン)空港に入国したキム某氏(53)が税関に摘発された。熊胆液アンプル(小型ガラス瓶)180本を密かに持ちこもうとした。キム氏は手荷物で送ったカバンの奥深くにアンプルを隠した。しかし税関のX線検査であやしい物とされ、税関職員らがキム氏を検査台に呼んだ。「どうしてほかの人はさしおいて私だけ検査するのか」と非難したキム氏も、カバンの中からアンプルが出ると口をつぐんだ。
22日、仁川空港の税関によると、ここ3年間、税関検査を受けた入国客10人のうち3人は密輸または免税範囲を超える物品搬入で摘発されている。税関検査の摘発率が野球で打てば強打者の基準である打率3割台を超えるわけだ。