【時視各角】原発の受注、その後(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.21 10:42
最近の採用市場のブルーチップは韓国水力原子力(韓水原)だ。インターネットでは過去の入社試験情報が乱舞し、激しい駆け引きが繰り広げられている。来週から選抜される新入社員は昨年より2倍多い300人。韓水原は今後1000人のインターンと3000人の原子力専門人材を採用するという3年間の青写真も示した。390人のインターン社員のうち10人だけが正社員になった昨年の秋夕(チュソク、中秋)とは違う状況だ。
新古里(シンゴリ)1-4基の原子力発電所の周辺はいつも殺伐とした雰囲気だった。「核は死」「30年経った原発、もう出て行け」など、ぞっとするような言葉があちこちで見られた。しかしこうした風景はすっかり消えた。今では世界で最も大きな原発建設現場を訪問する外国視察団で込み合っている。韓国型原発が順次建設されるこの地域は、世界で唯一、原発の建設過程全体をひと目で見渡せるところだ。