【コラム】「より大きな大韓民国」の条件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.04 16:25
アジアは21世紀の最初の10年(Decade)に最も躍動的な変化を経験した。 中国がG2水準に浮上し、インドがその後を追い、ベトナムが改革・開放の結果を見せている。 東南アジア諸国連合(ASEAN)が外交のスーパーパワーになるのは時間の問題だ。 戦後初の政権交代で執権した日本の民主党内閣がアジア重視を外交の基調に定めたのも偶然ではない。 米国初の太平洋系大統領を自負するオバマ大統領もアジアへの積極的な関与(Engagement)を宣言した。
アジアの首脳らはアジア太平洋経済協力会議(APEC)、東アジア首脳会議、ASEAN+3首脳会議など1年間に何度も会い、アジア人の間の親密感(Chemistry)を深めている。 韓日中首脳会議も定例化した。 3月にはアジア版国際通貨基金(IMF)に発展する「チェンマイ・イニシアチブのマルチ化(CMIM)」が基金1200億ドルでスタートする。 インド洋から北太平洋まで、アジアに変化の津波が押し寄せた。 李明博(イ・ミョンバク)大統領が8月15日の祝辞で話した「より大きな大韓民国」の外部的な条件は十分だ。