北朝鮮武器輸送機は国際武器商「専用機」?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.16 08:45
SIPRIは武器取引の追跡と軍費支出分析に卓越した世界的シンクタンクだ。グリフィス研究員は航空機を利用した武器取引追跡プロジェクトを率いる。グリフィス研究員は「抑留された輸送機が何回も登録地を変えたのは、武器取引業者たちが法の網の目をくぐるためによく使う手法であり、背後の人物は同じだ」と主張する。
ほかの軍事専門家たちも抑留された北朝鮮武器の最終目的地がアフリカ紛争地域である可能性が高いと見ている。イギリス・ロンドンにある「ジェーンズ・インテリジェンスウィークリー」(Jane's Intelligence Weekly)編集長クリスチャン・ルミエール氏は「IL-76の運航距離と経路から見た場合、この輸送機が北朝鮮の武器を購買しようとする団体が多いアフリカに向けた公算が小さくない」と話した。