米国の経済危機が米時事週刊誌「タイム」で今年の最も重要な事件に選ばれた。 「タイム」は８日、「０９年主要１０大事件」を選定、トップの米国経済危機に関し「政府が莫大な資金を投じて危機を防いだが、まだ回復は遅い」と分析した。

２位はアフガニスタン戦争が選ばれた。 これに関し同誌は「アフガン駐屯米軍司令官が変わり、アフガン大統領が再選された」など今年の変化状況を紹介しながら、「米国がアフガンの泥沼から抜け出せるかどうか疑問」と指摘した。

イラン選挙は３位に選ばれた。 不正選挙が行われたとして政府に抗議した反対派は最近、弾圧を耐えられず、イランを離れている、と伝えた。健保改革をめぐる米国内の激しい論議も４位に入った。

５位は米フォートフッド基地で起きた銃乱射事件。 タイムは犯人のニダル・マリキ・ハサン少佐がイスラム急進勢力と接触した事実を取り上げながら、「テロの新しい形態と見る解釈がある」と紹介した。

このほか、マイケル・ジャクソンの他界、不安定なパキスタン状況、メキシコの麻薬退治政策、新型インフルエンザ流行、スリランカ内戦の終了などが今年の１０大事件に選ばれた。


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