ソウルの地下は「宝物の倉庫」…どうすべきか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.07 12:43
戦乱に、帝国主義・日本の破壊に、開発により消えてしまったと思われていた朝鮮(チョソン 1392~1910)の500年にわたる都、漢陽(ハニャン、ソウルの旧称)が、地下深くにそのまま残っていた。
東大門(トンデムン)運動場の地下からは高さ4メートルの二間水門(都城の外部に水を引き出すための2つの門)が完全な形で発掘され、最近、東大門駅舎公園に復元、展示された。ピマッコルの下からは宝物級の白磁大壺3点を発掘し、朝鮮時代の名器(墓地の副葬品)も出土した。ソウル市新庁舎の敷地一部からも宝物級の火砲(朝鮮中期)など遺物や数十の建物址が発見された。だが発掘する前、すでに地下5階の深さまで鉄製のエイチ形鋼をいくつか打ち込んでしまった後だった。