景気回復する韓国、家計はまだまだ…教育費も減らす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.07 09:59
景気が回復しているというが、家計の暮らし向きはより厳しくなっている。第3四半期の成長率は前四半期比3.2%と予想より高かったが、家計所得は減り借金が増えている。
韓国銀行と統計庁が6日に明らかにしたところによると、第3四半期の全世帯の名目勤労所得平均は227万6390ウォン(約17万7000円)で、前年同期比で0.3%減少した。関連統計を取り始めた2004年以降では初めての減少だ。
所得が減り家計の教育費も減少している。第3四半期の実質教育費支出は昨年同期比1.1%減少した。通貨危機当時の1998年第4四半期に記録した2.6%減以来の減少となった。借金も増えている。家計負債残高は9月末現在712兆8000億ウォンで、1年前に比べ5.4%増えた。