北朝鮮新紙幣「2002・2008ミステリー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.05 10:19
北朝鮮が先月30日、旧通貨と新通貨を100対1で交換するリデノミネーションを断行したことが在日朝鮮総連機関紙・朝鮮新報の報道で確認された。この新聞の電子版は4日、朝鮮中央銀行責任部員の言葉を引用し、こうした内容の“貨幤改革”を伝え、新通貨を公開した。新しい紙幣は5000ウォン、2000ウォン、1000ウォン、500ウォン、200ウォン、100ウォン、50ウォン、10ウォン、5ウォンの9種類だ。
新聞は「(北朝鮮で)通貨が膨脹し、人民経済発展で不均衡が生じる非正常的な現象が現れた」とし「今回の措置で国家の経済能力が強化されることにより、市場の役割が次第に弱化するだろう」と、貨幣改革がインフレーションを抑え、資本主義的要素を遮断するためのものであることをほのめかした。