【ワールドナウ】日本でまた「就職氷河期」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.24 07:54
早稲田大学4年のある男子学生(23)は春から金融・大企業を中心に約30社に入社願書を出しているが、すべて不合格となった。先輩からは「3次、4次面接まで行けば入社が決まる」という説明を聞いた。しかし4,5次面接まで進んでも「次の手続きを進めている」と言われ、最終決定は先延ばしされた。この学生は単位を取得せず、卒業を遅らせることにした。就職活動を来年まで続けることにしたからだ。
景気が瞬間的に回復傾向を見せた2年前に見られた、大学3年生の‘青田買い’就職は完全に姿を消した。東京都内の私立大4年のある女子学生(24)は昨年11月から50社余りに履歴書を出している。当初は外資系企業や大手企業に挑戦していたが、反応がないため、夏からは業種にこだわらず志願書を出している。しかし結果は同じだった。この学生は不合格通知を受ける度に「私は社会に適していない存在なのか」という屈辱感を感じ、現在は就職活動を打ち切った状態だ。