鳩山政権、日米核密約の「パンドラの箱」開くか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.23 10:03
日本の鳩山政権が過去の自民党政権時代に結ばれた核持ち込みの密約を争点化し、日米対立が拡大している。日米間の核密約の存在を調査してきた外務省調査チームがこのほど、内部保管資料の中から密約内容を議論した「討議記録」を発見したと朝日新聞が21日に報じた。
日米核密約は1960年に両国が安保条約改正当時に日本国内に核を搭載した米艦艇の寄港と航空機の領空通過が事前協議なく可能にするよう秘密裏に合意したという内容だ。この密約にはまた、韓半島有事の際に日本と協議なく韓半島に在日米軍を投入できるという条項も含まれている。日本政府はこれまでこうした密約の存在を否認してきた。