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iPhoneが韓国上陸…スマートフォン市場がで三つどもえの戦い

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.19 07:57
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アップルが韓国で位置情報事業者の許可を受けたことから、「iPhone」(アイフォーン)の国内販売への障害がすべてなくなった。これによりKTが今月末にiPhoneを発売すると、国内のスマートフォン市場をめぐる三星(サムスン)電子、ノキア、アップルの全面対決が起きることになる。

放送通信委員会は18日の全体会議で、5法人から出された位置情報事業申請を審議し、アップルコンピューターコリアとコリアロジスに新規許可を与えることを決めた。KTとアップルは近く予約販売に入り、早ければ28日にソウル・蚕室(チャムシル)体育館でiPhone発売イベントを開く。来月初めから本格的な一般販売に入る予定だ。

 
◆スマートフォン三国志=アップルのiPhoneは80カ国余りで販売され2600万台以上が売れたスマートフォンの代名詞だ。画面を指でタッチする時の反応が早く、ユーザーインターフェイスが便利で、スマートフォンに不慣れな人も手軽に使えるのが最大の特長だ。8万5000件以上のプログラムが登録されているアプリストアと多様な音楽を購入し活用できる「iTunes」のような付帯サービスもしっかりとした援軍だ。ただ映像通話・デジタルマルチメディア放送(DMB)に対応していないほか、バッテリーが分離できず、専用の充電器を使わなくてはならないことが不便な点として挙げられている。

三星(サムスン)電子の「オムニア2」は、機械性能が目立つ。画面が最も大きい上、AM型有機ELを使い画質が優れている。しかし基本ソフト(OS)に採択したウインドウズモバイルがやや重く動作が遅いという指摘もある。価格も高い方だ。月4万5000ウォンの料金制で2年契約を結んだ場合、iPhoneは3Gs16ギガバイトモデル基準で35万ウォン程度と予想されるが、オムニア2は40万ウォンを超える。

フィンランドのノキアの「5800」は合理的な価格が魅力的だ。販売価格は55万ウォンで、2年契約なら10万ウォン程度で買える。ミュージックフォンとして音楽ファイルの音質が良く、FMラジオ受信機能もある。世界で最も広く使われているノキアのモバイルOS「シンビアン」を搭載し、一般のフルタッチフォンと操作方法がほぼ同じだ。


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