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現代起亜自、LGも世宗市へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.17 12:11
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新行政都市計画として進められている「世宗(セジョン)市」(ソウルの南方約120キロの公州・燕岐地区に人口50万の新都市を作ろうというもの)の代案審議機関「世宗市官民合同委員会」が16日発足したことに続き、現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車とLGが同地に工場・研究所の建設などを進めていることが確認された。

三星(サムスン)グループも系列会社の三星電気が世宗市への投資を検討中といわれている。これに先立ち、5大グループのうちロッテグループもビール工場の建設を検討中だと明らかにした。

 
官民合同委員会はこの日、ソウル世宗路の政府中央庁舎で初めて会議を開いた。委員らは中立派で嘉泉(カチョン)医科学大学総長の宋錫球(ソン・ソック)氏を民間共同委員長に選出した。鄭雲燦(チョン・ウンチャン)総理は会議で「世宗市は政派的な利害による対立を繰り返すには厳重すぎる国事」とした上で「お金と企業の集まる経済のハブ、科学のメッカにすべき」と強調した。

大企業の場合、現代・起亜車はひとまずグリーンカー研究センターを世宗市に建設する案を進めている。現代・起亜車は次世代電気車などに使われる燃料電池などを研究するセンターを検討中だ。これについて匿名を求めた現代・起亜車グループの関係者は「政府と議論中」と述べた。

また、LGグループも世宗市に330万5800平方メートル(100万坪)にのぼる次世代自動車向けバッテリー工場の建設などを進めている。LGは今後同地にグリーンエネルギー関連の工場なども建設する方針とされる。しかしLG側は「まだ協議したものはない」と否認した。

一方、行政中心複合都市建設庁はこの日、官民合同委員会に▽外国企業には経済自由区域レベルの、国内企業には移転前の首都圏企業レベルの税制減免をそれぞれ行う▽外国人学校と病院の設立に向けた規制緩和を行う--案などを提起した。また▽自足機能の用地を少なくとも2割以上に拡大する▽大企業・大学に原形地の開発を認める▽先端中小企業には最低価格で分譲する--案などを提案した。


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