【コラム】日米葛藤と鳩山政権の内心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.13 14:45
「鳩」どこへ飛ぶ? ある日本新聞の記事の見出しだ。鳩は鳩山首相を意味する。歴史的な政権交代を実現した民主党の鳩山政権のドタバタ状況を言っているのだ。特に鳩山首相が「緊密で対等な日米関係」を標ぼうし、日米同盟が揺れている。日本が戦後初めて米国に「NO」と言っているためだ。
日本は来年1月からインド洋で米軍に対する海上自衛隊の給油活動を打ち切ることにした。沖縄の普天間基地を沖縄以外の場所に移す案を推進し、06年の日米合意も事実上白紙に戻そうとしている。鳩山首相は先日の韓日中首脳会談で「今まで日本はずっと米国に依存してきた。日米同盟は重要だが、アジアをより重視したい」と述べた。温家宝中国首相は微笑みでこたえた。米国が強く反発し、日本外交の根幹は日米同盟だと話す。しかし鳩山首相はすぐに参議院で日米同盟の包括的な見直しを主張した。