<ワールドフォーカス>傷ついた日米同盟…鳩山首相解決策は(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.05 09:03
米国のメディアも鳩山政権バッシングに加勢した。「米国の悩みの種は中国ではなく日本」(ワシントンポスト10月22日付)、「鳩山の歌舞伎ショー」(ウォールストリートジャーナル10月27日付)のような報道が出され、米政府内でも鳩山政権を反米政権と分類し始めた。
◆鳩山首相、時間稼いで世論注視か=普天間基地を沖縄県外に移転するという民主党の“沖縄ビジョン”が発表される1カ月前の昨年7月。当時政策責任者を務めていた武正公一(現外務副大臣)と前原誠司(現国土交通相)が米国を訪問し、普天間移転合意の当事者だったキャンベル国防次官補代理を訪ね趣旨を説明した。「オバマ政権が発足すれば普天間基地移転問題は白紙から話し合いたい」との意向を伝え、事前了解を求めたものだ。しかし1月に発足したオバマ政権は既存の合意内容の推進を要求し、民主党は公約内容を「在日米軍基地再編を検討する方向で臨む」という表現に後退させるしかなかった。