「為替が来年の景気にとって最大の変動要因」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.11.02 08:04
30大グループが来年の内外の主要景気変動要因を問うアンケートで、為替相場、原油価格、金利、原材料、不動産などを挙げた。
特に経営の変動要因として為替相場は最も多く言及された。しかし30大グループのうち19グループは来年のウォンの対ドル相場は1ドル=1100~1150ウォン未満とこたえた。次いで1000~1100ウォン未満が8グループ、1150~1200ウォン未満が2グループ、1000ウォン未満が1グループだった。1200ウォン以上とこたえた企業はなかった。
外部変動要因としては米国、中国、欧州連合(EU)の景気回復への関心が大きかった。2007年のサブプライムローン問題から始まった米国の不動産問題は今後商業用不動産の不良化につながり変動要因となるとの分析も出た。STXはブラジルの経済成長率を変動要因のひとつに挙げた。これに対し日本と関連しては1社も変動要因とは考えていなかった。原油価格と原材料価格を主要変動要因とこたえた企業は多かったが、資源大国のロシアについての回答もなかった。