【世界はサイバー新天地戦争】インターネット韓国、無線後進国に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.26 08:47
昨年8月に中国で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)企業代表者会議。日本ソフトバンクの孫正義(ソン・ジョンウィ)会長は「10年以内に世界最大無線インターネット会社をつくる」と宣言した。同社が1カ月前に日本でアップルのアイフォン(iPhone)を独占販売したのがその後の初めての事業だ。孫会長は「今は主にパソコンでインターネットに接続しているが、10年後には携帯電話が主役になる」と述べた。
国内最大通信会社KTの李錫采(イ・ソクチェ)会長は14日、「FMC QOOK&SHOW」発表会で、携帯電話機を片手に持って新しい有線・無線統合サービス(FMC)を紹介した。李会長は「有線でも無線でも音声通話で利益を出す時代は過ぎた。これからは無線データ基盤のコンバージョンサービスを攻撃的に導入する」と述べた。
韓国がインターネットに関しては後発走者と甘く見ていた日本は、すでにモバイル基盤を導入し、‘線のないサイバー世界’の強国に生まれ変わっている。韓国は有線インターネットの成功に陶酔し、最近ようやく海外トレンドに目を向け始めたばかりだ。無線インターネットの価値を知らないわけではなかった。韓国は「ワイブロ」(海外名モバイルワイマックス)のような次世代モバイルインターネット技術を数年前に開発している。