新型インフルエンザ、1日1000人の子どもが感染
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.25 10:16
京畿(キョンギ)地域G高等学校は来週の月曜日と火曜日、1~2年生を対象に休校する。最近、中間考査を終え、新型インフルエンザ(インフルエンザA/H1N1)にかかった生徒が100人を超えたため集団休校するのだ。同校のパク校長は「寮があるせいか伝染が早く、高熱の症状がある生徒は全員帰宅措置をとった」と述べた。パク校長は「修学能力試験(11月12日)を20日後に控えた3年生はそのまま授業を受けさせ、1~2年生だけ休校とすることにした」と説明した。
肌寒くなりながら新型インフルエンザ患者が急増し、幼稚園と小・中・高校も非常事態になっている。23日、ソウル市教育庁によればソウル市内学校の新型インフルエンザ感染者数(教師含み)は22日現在、9378人だ。このうち10月に新たに感染された子どもは5721人で全体の61%に達した。10月1日、子ども・教師の新型インフルエンザ感染者数(推定患者基準)は188人だったが、7日271人、20日770人に増え、22日には1日だけで1109人感染した。特に15日以降、22日まで新しく発生した患者数が3730人で、この8日間、1日平均466人の患者が出ている計算だ。これを全国的に推算すれば1日最低1000人以上の子どもたちが感染しているものと教育当局は見ている。