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ゲーツ米国防長官「韓国型MD体系の支援案を模索」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.21 10:55
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米国のゲーツ国防長官が19日、「韓国政府とミサイル防衛(MD)体系構築を追求したい」との考えを明らかにした。ゲーツ長官はこの日ハワイで開かれた米太平洋軍司令官の離任・就任式に出席した後、日本に向かう機内で「日本とはすでにMDパートナーシップがある。韓国も北朝鮮のミサイルに対する独自のミサイル防衛体系を強化する方法を求めているものと承知している」としてこう述べた。

米国防総省当局者は、ゲーツ長官の発言が「独自の性格を帯びた韓国のMD体系を2カ国レベルで支援できる方法として模索するという意味だ」としている。韓国国防部も、米国主導のMD体系に入れということではなく韓国のミサイル防衛体系との交流・協力を追求したいという意味だと分析した。ゲーツ長官のこうした発言は、国防当局が推進してきた韓国型ミサイル防衛体制を念頭に置いたものと解釈される。韓国軍は2012年までに北朝鮮のミサイルの脅威に備えるため弾道誘導弾作戦統制所(AMD-Cell)を構築し、早期警報レーダーとパトリオットミサイルを導入することにするなど、韓国型MD構築に事実上入っている状況だ。韓国型MDは日本の高層MD体制とは異なり、首都圏と核心地域の防衛のための低層防衛体制構築に集中するものだ。

 
一方、アフガニスタンへの支援問題については、「(どのような形態の支援をするかは)全的に韓国政府にかかっている。歴訪期間中にだれにも要求はしない」と述べた。しかし、「われわれはアフガンの状況を進展させるべきという共通の利害関係がある」と強調し、アフガン支援を誘導する考えであることを示唆した。ゲーツ長官は20日に日本を訪問し、21日から韓国を訪れ国防部の金泰栄(キム・テヨン)長官と韓米安保協議会(SCM)を共同主宰する予定だ。


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