韓日中FTAは容易ではないが、「話題」に上がった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.12 10:07
10日に北京で開かれた韓日中首脳会談は、今後の協力と共生に基盤を置く「新三国時代」を予感させる。3カ国首脳はいくつかの問題で3カ間の経済協力の新時代を示唆した。中国の温家宝首相は記者会見で、「貿易・投資・金融・交通・情報・環境保護・グリーン経済・公共衛生などの分野で3カ国の協力水準を全面的に高めることで同意した」と述べた。共同声明では保護貿易反対とドーハ開発アジェンダ(DDA)交渉成功をともに図っていくことにした。3カ国間の結束と協力は世界経済にも大きな影響を及ぼすものとみられる。韓日中は北米自由貿易協定(NAFTA)、欧州連合(EU)に続く世界3位の経済圏として3カ国間の貿易は世界の総貿易量の16%を占める。
なにより目立ったのは3カ国首脳がこれまで足踏み状態だった3カ国間の自由貿易協定(FTA)に再度かじを切ったという事実だ。日本の鳩山由紀夫首相は記者会見で、「(韓日中)3カ国のFTAが進展することを期待している。3カ国の投資協定が来年の早い時期に締結されることを希望する」と述べた。