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【コラム】悪魔をひと目で区別できるようにしよう

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.08 14:32
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先日、新聞に「犬も善悪を区別できる道徳的知能を持つ」という記事が掲載された。 侵入者にはかみついて追い払うが、仲間と遊ぶときはかみついてはいけないという社会的規範を理解し、これを守るというものだ。 当然だと思うかもしれないが、犬にも劣る存在と一緒に暮らさなければならない人間世界を見ると、必ずしもそうではない。 外部の敵どころか、内部の強者にも目を合わせられない一方、弱者にはかみついて苦しめる人間は、犬ほどの道徳的知能があるとは考えにくい。

私は▽帰宅途中にゲームのように女性を拉致・殺害したカン・ホスンのような人間は土に埋めてこそ安心できる人間なので▽家の前のエレベーターまでついてきて女児の髪をつかんで蹴りながら拉致しようとしたイ・ミョンチョルのようなゴミはいくら洗い直しても雑巾にすぎないと信じる人間なので▽孫ほどの女児を性暴行し永久的な障害を負わせたチョ・ドゥスンのような獣はいくらしつけてエサをやっても無駄だと疑わない人間なので、彼らと同じ空気を吸って生きなければならないという事実が非常に不快だ。 監獄に入れるとしても私が納めた税金で彼らを食べさせることを考えれば、すぐに血圧が上がる。

 
多くの寛容な人たちは、彼らの悪魔性が生成された裏面を見つめるべきだとイエスのように叫ぶ。 善良な人たちはそれよりもっと大きな傷を胸に抱えても、努めて苦痛を鎮めて生きていき、他人のせいにして隣人を害することはない。 多くの専門家が、犯罪者を処罰するよりも犯罪を事前予防するのがもっと重要だと話す。 まさにその通りだ。 しかし犯罪に対しては寛容であってはならず、それがすなわち最善の予防法だと私は信じている。

物理的であれ化学的であれ去勢させるのもよく、GPSアンクレットを生涯つけさせるのもよく、公訴時効を被害児童が成年になるまで延長するのもよい方法だ。 しかし何よりも必要なのは、こうした危険な犯罪者を世間に戻すことだ。 去勢されたといって犯罪を犯さないという保証はなく、GPSアンクレットはほとんど被害者と被疑者が同じ町に住んでいる点を勘案すれば大きな効果がなく、公訴時効の延長で再犯の意思を失わせるには限界がある。 犯罪者がいつでもまた犯行に及ぶ可能性があるなら、その人間をひと目で分かるようにすべきであり、自分、妻、娘がまず避けられるようにしなければならない、ということだ。

これは英国の哲学者ジェレミー・ベンサムが早くから言っていたことだ。 理想的な監獄構造を説明した「パノプティコン(Panopticon)」で彼はこう語る。 「(囚人の)衣服はその目的としてふさわしい侮辱の表示を含んでいなければならない。 最も単純で有用な方法は2つの袖の長さが違う服を作ることだ。 この服は脱出を防ぐ立派な方法であり、脱獄囚を区別できる確実な手段でもある」両腕の日焼けした部分が異なるためすぐに分かるということだ。

袖の長さが異なる服を着せたり、額に墨を入れたりして、醜悪な犯罪者であることが分かるようにしなければならない。 チョ・ドゥスンが「刑務所で鍛えて出てくるからその時は覚えてろ」と言ったという記事を見て、以前に読んだ本の一節を思い出し、ぞっとした。 ナチス敗亡直前にある親衛隊員が収監者にかけた呪いだ。 「この戦争がどのように終わろうとわれわれは勝った。 お前たちの中で誰かが生き残って証言をしたとしても、世の中は信じないだろう。 われわれはお前たちとともに証拠を破壊するからだ。 収容所の歴史を支配した人はわれわれになるだろう」

悪魔の本当の姿を見ることができなければ、悪魔にやられるしかない。 私は隠れている悪魔が怖い。 一握りにもならない害虫だが、彼らが私たちの娘に使う汚い反則が怖い。 悪魔の姿をひと目で区別できるようにする必要がある。

                                     李勲範(イ・フンボム)論説委員


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