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北は中国の体面生かし、中国は対北影響力アピール

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.07 09:43
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金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長が条件付きではあるものの、6カ国協議に復帰する可能性に触れたことに関連、中国・北京の外交界では「中国の北朝鮮への影響力を再確認した象徴的な場面」という見方が広がっている。

一部では金委員長の発言を「外交的修辞」として意味を縮小するものの、「6カ国協議は永遠に終わった」という強硬姿勢から一転したものだからだ。「ミダスの手」のようなマジックを発揮した中国の「対北影響力」は2兆ドル(約180兆円)にのぼる莫大な外国為替保有高など経済力に基づく。

 
中国は朝中国交樹立60周年の記念式典に温家宝首相ら大規模な代表団を北朝鮮に派遣した。同行した中国の外相・商務相・文化相らは北朝鮮に大規模な交流・協力・支援事業を約束した。中国が事業費の全額(約12億6000万人民元=約170億円)を投資し、鴨緑江(アムノッカン)大橋を新しく建設することを決めたのが代表的だ。

北京の消息筋は「慣例により、中国が今回食糧や原油などの追加支援に合意した可能性がある」という見方を示した。05年10月に北朝鮮を訪れた胡錦濤主席が提供した2400万ドルよりは少なく、昨年6月に訪朝した習近平国家副主席の贈り物(1500万ドル)よりは多いとみられる。

今年5月に北朝鮮が行った2度目の核実験を受け、国連安全保障理事会が主導してきた対北制裁により窮乏していた北朝鮮にとっては慈雨も同然の支援といえる。これまで6カ国協議議長国の中国は、武大偉外務次官(8月16日)、戴秉国国務委員(9月18日)を相次いで北朝鮮に送り、核問題についての対話に臨むよう促した。

戴秉国国務委員が胡錦涛国家主席の特使として北朝鮮入りした当時、金委員長は「(朝米)交渉であれ多国間であれ、対話に臨む意向がある」と一歩退いた。しかし依然「6カ国復帰」という意向は表明せず、北朝鮮の対話への意志に対し、国際社会は半信半疑だった。

それなのに、ついに贈り物をいっぱい持っていった温首相に金委員長が「2国間の結果次第で、6カ国協議を含む多国間協議を進めたい」とし、もう一歩進んだ譲歩の案を出した。金委員長としては「6カ国協議」という一言のコメントで、経済的な実利を獲得しつつ、国際社会で中国の体面を生かし、2度目の核実験以来冷え込んでいた朝中関係を改善する3つの効果を上げたのだ。

温首相は6日に帰国したが、当分、中国・丹東と新義州をつなぐ鴨緑江鉄橋の上に多くの貨物車が行き来するだろうという見方が広がる背景だ。

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