韓中関係「未来を拓く視野でトリプルウィン戦略が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.22 15:21
「中国と北朝鮮の間の唯一の共通分母は社会主義国家という点だ。しかし社会主義に対する理解が一致するわけではない」先月、北京で会った門洪華中央党校教授の言葉だ。北朝鮮を見る中国シンクタンクたちの視覚が分かれている。過去、北朝鮮擁護一辺倒ですでに北朝鮮批判も出ている。
于美華改革開放論壇主任と張璉瑰前戦略研究所研究員は中国の変化像を見せる代表的な2つの韓半島専門家だ。2人とも1943年生まれの同い年で、金日成(キム・イルソン)大学で勉強し、同じマンションの上下に暮らしている。張教授は「南北関係の膠着は韓国が太陽政策を廃棄した結果ではない」と北朝鮮責任論を主張する。一方、于主任は「制裁すれば北朝鮮が変わるのか。対話が重要だ」と北朝鮮をかばう。
中国共産党と外交部も同じだ。事案別に北朝鮮を支持する、あるいは批判する。「北朝鮮は奇妙な国家だ。しかし政治学的に見れば正常な国家だ。したがって現実的な角度で問題を解かなければならない」中国外交部傘下国際問題研究所スユンミン研究員の言葉は過去のように一方的な北朝鮮支持はないという中国の立場を反映する。